違反是正の徹底 (平成14年10月25日施行)  
(1) 立ち入り検査の見直し  【法第4条】
   違反是正の徹底を図るために、立ち入り検査の時間制限が廃止され、24時間、全時間帯に夜間
   でも立ち入り検査が行われるように
なりました。
(2) 措置命令、使用禁止命令等の発動用件の明確化  【法第5条、法第5条の2】
   ア 禁止命令
     措置命令不履行により火災発生の危険がある場合など
   イ 改修命令
     機器不良がある場合
     消防法に違反した機器、物品を使用している場合
   ウ 消防用設備等の設置維持命令
     消防法に従って設置していない場合
     法定の点検、報告を行っていない場合
(3) 措置命令等を発した場合の公示義務付け  【法第5条〜】
    建物の利用者が消防法に違反していることを知って利用するため
 公示の方法
 建物の入り口、消防署の掲示板、公報への掲載等  【法第5条の3、規則第1条】
 
防火管理の徹底 (平成15年10月1日施行)                        ページのトップへ
防火対象物点検資格者による定期点検を行い、点検結果を消防署に管理権原者が報告する。従来は
消防署による査察が行われたが、今後は点検資格者が現場を確認し書類作成する。
(1) 防火対象物の定期点検報告制度の導入  【法第8条の2の2】
   ア 「防火対象物点検資格者」による防火管理業務等に関する定期点検を行い、消防署に報告する
     制度の導入(消防署の査察業務の省力効率化)
 対象建物
 特定用途の防火対象物で収容人数300人以上、または30人以上300人未満で1階段のもの 
 【政令第4条2の2】
   イ 法令を遵守している建物の点検報告義務の免除の認定  【法第8条の2の3】
   ウ 点検済表示、認定表示制度の導入  【法第8条の2の3】
(2) 管理権原者 ・共同防火管理の明確化  【規則第3条】
   ア 管理権原が分かれている防火対象物にあっては、消防計画に権原の範囲を記入して報告する。
     【規則第4条の8】
   イ 共同防火管理協議会の代表者は、所有者等管理権原者のうち主要な責任者であること。 
     【規則第4条の2】
(3) 消防用設備等の点検報告制度の充実
   点検義務対象に特定防火対象物で1階段建物を追加する。  【政令第36条】
 
管理権原の明確化                                        ページのトップへ
(1) 消防計画
   管理権原が分かれている防火対象物では、消防計画に当該権原の範囲に関する事項を定めるこ
   と
とされました。
(2) 共同防火管理協議事項
   共同防火管理協議事項のうち、共同防火管理協議会の代表者については、所有者等の管理権原
   者のうち主要なものとすること
とされた。
(3) 防火管理維持台帳
   防火対象物定期点検報告書を必要とする防火対象物の管理権原者は防火対象物の点検を行った
   結果を防火管理維持台帳に記録し、保存すること
とされた。
   点検は毎日行う日常点検と原則、資格者が行う定期点検があり、管理維持台帳に保存
 防火管理維持台帳(今回の改正)
  建物の管理権原者、防火管理者、点検資格者、日常の管理状況、点検状況、工事の経過
   等を一冊にまとめて防火管理上のすべてが判るようにファイルされたもの。
  今回の改正によって追加された大きな改正の1つであり、この結果消防署の査察が省力化
    され、点検資格者の点検と報告によって管理権原者の責任を明確化した。
 
避難経路 / 安全基準の徹底した管理 (平成14年10月25日施行)           ページのトップへ
(1) 新しく避難上必要な施設等の日常の管理の義務付け  【法第8条の2の4】
   避難上必要な施設(廊下、階段、避難口等)等に物件がみだりに存置されないよう管理し記録を
   残すことを義務付け   【政令第4条の2の3】
    日常チェック、管理する避難経路、施設 
   @避難の支障となるものが放置されないようにする
   A防火戸の閉鎖に支障になる物件が放置されないようにする
   B防火戸がくさび等により開放状態になってないか確認する
(2) 新たな形態の風俗店等への対応
   政令別表第一(2)項にハとして、性風俗関連特殊営業を営む店舗を加えること
                                【政令別表第1(2)項ハ】
(3) 自動火災報知器設備の設置対象の拡大(既存遡及工事)  【政令第21条】
   ア  延べ面積300u以上の複合用途建物(16項イ)
   イ  特定防火対象物で1階段建物